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2024/10/30

メルセデスベンツ:S L K 200のダッシュボード・グローブB O Xの内装剥がれ事象の修理施工 | 自動車・愛車の内装リペア・キズリペア・内装塗装などお悩み事は所沢のトータルリペア輝々にご相談、お任せください。

いつもブログを観て頂きましてありがとうございます!!(*´▽`*)

 

 

 

 
埼玉県 所沢市のトータルリペア輝々の林です!

 

 

 

 
今回のブログご紹介です!

 

 

 

 

作業は、メルセデスベンツ:S L K 200のダッシュボード・グローブB O Xの内装剥がれ事象の修理施工です!

 

 

 

 

 

(作業内容はブログアップ日の内容ではありません)

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今回は、坂戸市のお客様よりご依頼をいただきました。

 

 

 

 

 

SLK特有と申しますか・・・・当店にご相談に来られる同事象の多い車種ですが、何故か!?このシリーズが多いのですね!?(。´・ω・)?

 

 

 

 

 

この事象に限っても・・・結構な件数を修理しておりますが、一つ感じていることは、剥がれ方が個々で異なる事です。

 

 

 

 

 

いつもは、車両ごとのお預かりで修理することが多かった訳ですが今回はお客様によって自ら 脱着してお持ち込みいただきました!<(_ _)>

 

 

 

 

 

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事前の打ち合わせでもお話をしていましたが、いつもは上側から側面に掛けて剥がれ掛けている状態でしたが・・・今回の事象では下側も同様に剥がれが発生しておりました!!Σ( ̄□ ̄|||)・・・これは初めての事象です。

 

 

 

 

 

数年前から、時々・・・この事象について修理してまいりましたが、下側の表皮層が剥がれているのは意外でした。

 

 

 

 

 

取付け方向からも、BOX自体がダッシュボードからぶら下がる方向で開閉する扉なので・・・重力の関係上・・・上から剥がれるのか!?と思っていました!(;・∀・)

 

 

 

 

 

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お客様の方でも何らかの接着剤で復元を試みた様子でしたが、表皮層の反発力に耐え切れず戻ってしまったとのことです。(~_~;)

 

 

 

 

 

この事象に関して、いくつかの仮説を検討しました。

 

 

 

 

 

腕力で戻す作業をした際に、表皮層とプラスチック樹脂製のベース側に隙間が生じます!!

 

 

 

 

 

大半の面積は、ベース側に沿って接着できますので問題無いかと!

 

 

 

 

 

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しかし!表皮層の淵回りは隙間が広くなる傾向の個体が多く、これまでも完全密着は不可能でした!(-_-;)

 

 

 

 

 

今回は、取り外した状態での検証が可能ですので何度も貼り付けるイメージを行いながら検討する必要がありそうです!!

 

 

 

 

 

写真から分かる様に表皮層が反り返っているのです。

 

 

 

 

 

素材名までは判断付きませんが、何らかの軟性ウレタン製の表皮層と考えていました。

 

 

 

 

 

この手の接着には、ある程度の特殊な接着効果が見込める材料でないとしっかりと接着できない状態でした。

 

 

 

 
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表皮層の反り返りとなると!?・・・素材自体が微量に縮んでるのでは!?っと考えました。

 

 

 

 

 

近年の猛暑の影響で、ガレージ保管でも車内は高温になりますので暑さによる反り返りか?

 

 

 

 

 

何にしろ・・・純正状態で接着剤は使用されておりませんので、熱冷効果の様な技術で貼り付けているのでしょう。

 

 

 

 

 

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この写真で分かる事は、ズレ防止の為か?位置決め加工の形状ですね!!(^_^;)

 

 

 

 

 

この様な点は良く出来ているな~っと感じます。

 

 

 

 

 

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グローブ扉の下側に位置する部分に位置決めがありますので、接着作業自体はスムーズに行えると思っていました。(#^.^#)

 

 

 

 

 

しかし!難題はもう一つ!・・・接着固定する際の圧着が下側の剥がれに対応できず・・・(~_~;)

 

 

 

 

 

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しっかりと圧着する為に、扉とBOX側を分離させることにしました!(;^_^A

 

 

 

 

 

個人的ですが、わたしは分解が結構好きです。構造の勉強になるからです!( ̄▽ ̄;)

 

 

 

 

 

分離させた扉側に特殊な接着剤を塗り込み圧着していきますが、ここの問題は淵回りの隙間です!!

 

 

 

 

 

平面は圧着できますが、淵回りは!??ひとまず平面を固定してから検討することにしました。

 

 

 

 
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いままで通りに平面の固定は完了できました!(^_-)-☆

 

 

 

 

 

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しかし!淵回りの隙間は開きが大き目です!・・・・これは何とかしたい!!

 

 

 

 

 

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隙間を良~く検証すると・・・そもそも!?・・・ベースとウレタン側が接地していない!!??

 

 

 

 

 

ウレタン表皮層の反りが大きい事もありましたが、どれ程強い力でベース側に表皮層を押し付けてもベースに当たらない!??

 

 

 

 

 

隙間が確認できました!Σ( ̄□ ̄|||)・・・・これでは、そもそも接着できる訳が無い!

 

 

 

 

 

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不思議に感じた事は、過去の同様の事象でも接着後にもっと隙間が狭くなるグローブBOXもあったような!??

 

 

 

 

 

何故??この個体はそれができないのか??・・・・正直・・・意味が分からない状態でした。(~_~;)

 

 

 

 

 

内部で接着できない場合には外側から接着するしか!ありませんがそれでは外観的なクオリティーや開閉時の接触に繋がるのでNGと考えました。

 

 

 

 
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結局のところ・・・これ以上の施工は現時点では不可能と判断し、お客様にご説明させていただきました!

 

 

 

 

 

出来る限りの検討を行い、結果として接着剤が隙間から微量に観えてしまう事は申し訳なくご説明しましたがお客様にもご理解を頂き、ここまで戻れば御の字です!っと喜んでいただけました!(≧▽≦)

 

 

 

 

 

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当初の状態から比べれば、かなり良くなったと思っていますが個々の状態や反り返りの状態で接着に影響が出るということが分かった事は、大きな収穫でした!<(_ _)>

 

 

 

 

 

収縮してしまうウレタン製品や膨張してしまうウレタン製品、いろいろな材料でクルマは製造されています!!

 

 

 

 

 

最新の技術や環境保護の一環で必要以上に部品を増やさない!・・接着剤を使用しない!など工夫や検討、検証を繰り返しながらクルマは作られているのですね!!

 

 

 

 

 

その様な作り手の事も考えてクルマを好きになるというのも・・・別の意味で楽しいかも知れません。知らない技術も沢山あります!!

 

 

 

 

 

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知らない製造方法も沢山あります。

 

 

 

 

 

リペアは、それを直す!と言うことですが、その技術を知ってこそリペアが出来る!っと日々考えながら作業しております!(≧▽≦)

 

 

 

 

 

毎回・・・毎日が勉強ですね!(^_-)-☆・・・・・大変ですが・・・楽しいです!

 

 

 

 

 

出来上がった状態を観ていただき、お客様に喜んで貰える!感動をして貰える!困りごとを修復出来ることは喜びに繋がりますね!(#^.^#)

 

 

 

 

 

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最終的にお客様にも喜んで頂けましたので良かったと感じております!(#^.^#)

 

 

 

 

 

この度はご依頼くださいましてありがとうございました!<(_ _)>

 

 

 

 
皆さまに喜んで頂ける作業を心掛けております・・・(#^.^#)”

 

 

 

 
トータルリペア輝々
林 広章
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最後まで・・ブログを観て頂いてありがとうございました(#^.^#)
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