2022/07/13
メルセデスベンツ:内装ダッシュボード・助手席グローブボックスの修理(リペア):自動車の内装修理・ダッシュボード・シート補修のことなら埼玉県所沢市のトータルリペア輝々にお任せください!
埼玉県所沢市のトータルリペア輝々の林です (´∀`)
今回の作業内容は、メルセデスベンツ:内装ダッシュボード・
助手席グローブボックスの修理(リペア)です!
(作業内容はブログアップ日の内容ではありません)
こんにちは!
今回は、入間市のお客様よりご相談・ご依頼をいただきました!
事象は、表題通り・・・ダッシュボードのグローブボックス部分の修理です。
他にも修理をご希望されている部分がありますが、先にこちらを進めていきます!!
はじめの写真では、グローブボックスが閉じた状態ですが蓋の部分が若干段差になっている。
手前側へ段差が生じていますね!(;^_^A
次の写真でも蓋部分の外側も同様に段差になっています!(;’∀’)
お客様と整合で確認できた内容です。
蓋部分の内張り側が剥離していました!!
結構な隙間が空いてしまっております・・・。(-_-;)
単純作業で接着すれば解決か!?っと考えておりました。
しかし、問題はもっと深刻でした。(-_-;)
確認の為に手を添えてみました!
隙間の感覚が少しわかって頂けたしょうか・・・。
隙間を観ると、接着剤の跡はなく・・・成形時に熱溶着された様に感じました。
剥離事象は、単純に剥離した部分だけ接着で直る場合と接着したことで手を付けていない部分の
強度低下が起こってしまう場合もあります。
正直・・・、メーカー・車種・年式・仕様など考えられる要因は多数に渡るので特定は
大変かとおもいます!(;^_^A
写真では元に近い状態まで修理することは出来ましたが、苦労した部分は手前側の
萎縮した内部ウレタン部分の接着に手古摺りました!!(#^.^#)
手古摺った理由は、蓋部分の内部にウレタンが形成されていますがそのウレタン材が手前・・・
一番・・・接着強度を持たせたい部分で大きく隙間となっていたのです・・・。(-_-;)
これは意外でした。
車内の熱量による事象が原因と思っていましたので、接着が剥離したと思い込んでいました・・。
内部ウレタン材が接着可能部分まで届いていないことがわかりました・・・。( ;∀;)
隙間の厚みは、2mm~3mm程度と感じましたのでウレタン材を先に接着させ
つぎに蓋側と接着する事にしました!!
最後に内部の接着のみでは不安が残ったので、際部分まで接着剤を充填していきました。
できる限りはみ出ししない様にマスキング等で養生しましたが、ここまでが限界でした!!
それでも・・・綺麗に修理が完了できたと思っています!!(^_-)-☆
閉めた蓋部分とダッシュ本体側の段差は、殆ど差がなくなりました!(#^.^#)
開閉時も問題なく可動する様になりました!!
修理前は勝手に蓋が空いてしまう状態でした・・・。
ハッキリとした原因は不明ですが、熱量・乾燥または水分量・湿気などなど・・・。
リペアでも原因がわかれば、それなりの対策はとれますが事象は無限ですのでそれぞれの
対応が必要です!!(^_-)-☆
当店でも再発は避けたいので、関連事象を確認しながらリペアを進めております!!(#^.^#)
今回は、この他にも革製シートの表皮リペアもご依頼頂きましたので次回はそちらを
ご紹介してまります!!
今回はここまでとなります。
いままでは、一施工を一ブログにしたいましたが、これからは数回に分けて一つの施工や
リペアをご紹介できる様に作成してまいります。
これからも宜しくお願い致します!!<(_ _)>