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2024/09/13

メルセデスベンツ:SL550・革製シート・むき出しパイチングリペア・表皮擦りキズリペア・シワヒビ割れ・パンチング表皮のリペア施工(後編) | 自動車・愛車・マイカーの内装リペア・シートリペア・内張りリペア・ダッシュボードリペアなど困りごと、所沢のトータルリペア輝々にご相談、お任せください。

いつもブログを観て頂きましてありがとうございます!!(*´▽`*)

 

 

 

 
埼玉県 所沢市のトータルリペア輝々の林です!

 

 

 

 
今回のブログご紹介です!

 

 

 

 

作業は、メルセデスベンツ:SL550・革製シート・むき出しパイチングリペア・表皮擦りキズリペア・シワヒビ割れ・パンチング表皮のリペア施工(後編)です!

 

 

 

 

 

(作業内容はブログアップ日の内容ではありません)

DSCN7194_R

 

 

 

 

 

 

今回は・・・前回の続きとなります!

 

 

 

 

 

いつも・・・長々と書いてしまいますが、観てくださっている方の何らかのお役に立てれば嬉しいと思い・・・綴っております。(#^.^#)

前回では、運転席・助手席の背面・座面の表皮の擦りキズや表皮コーティングのひび割れなどが点在していてあちらこちらをリペア対象とする必要があるとお話しました。

 

 

 

 

 

あとは!・・・運転席のドア側の背面サポート部分にあるパイピング(白い淵線)の被覆の破れによる破断の恐れ。・・・を張替えでは無くリペアで施工することになったという処です。

 

 

 

 

 

DSCN7181_R

 

 

 

 

 

 

一番!・・・難題だったパイピング部分ですが、写真ではしっかりと元の状態に戻っている様に観えますね!!(^_-)-☆

 

 

 

 

 

実際に戻っていますのでご安心ください。

 

 

 

 

 

しかし・・・パイピングの被覆をリペアする作業が大変難航しました・・・。(;´Д`A “`

 

 

 

 

 

通常リペアで使用する充填剤やベース剤を駆使して整形作業を試みていきましたが、対象物が細い線状の形状である事。

 

 

 

 

 

パイピングの両側はブラックの革表皮で縫い合わせられている事。

 

 

 

 

 

パイピング自体が曲線を描いている事!・・・大きくこの様な状態からの作業ですので難航しても当たり前のレベルでした。(~_~;)

 

 

 

 

 

DSCN7184_R

 

 

 

 

 

 

布製のパイピングでは軟らかい素材で整形され可動領域も大きく設計されていますので、柔軟性重視で破損程度はリペア対象ですが長範囲の破れでは張り替える選択肢しかありません。

 

 

 

 

 

しかし!革製のサポートのパイピングですので若干の可動は起こるかもしれませんが、ほぼ固定でも背面を動かしても大きな影響は出難いと判断しました。

 

 

 

 
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DSCN7183_R

 

 

 

 

 

 

実際の整形作業では・・・マスキングを繰り返し貼り替え~充填整形~硬化・・・貼り替え~充填整形~硬化を何度も繰り返しおこないました!!💦💦・・・・・少しずつ形状が復活していき表面の凹凸を少しずつ整えて最終的な白い塗装コーティングにて仕上げることができました!!汗・・・汗・・・ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪・・・・・なんでもない部分に比べると若干、太くなりましたが問題ではありません。

 

 

 

 

 

次は・・・逆マスキングを施して、ブラックの表皮のヒビ割れと擦れを直していきました!!(^_-)-☆

 

 

 

 

 

DSCN7187_R

 

 

 

 

 

 

シートベルトのガイドベルトも使用感からステッチ外側の表皮に点キズが多くありましたが、こちらもリペアで綺麗に復活しました!

 

 

 

 

 

DSCN7189_R

 

 

 

 

 

 

全体的なコーティングの吹き付け塗装を全開の勢いで行ってしまうと、パンチング穴の奥まで塗料が侵入して革にしみこみ大きなムラと違和感が残ってしまうので、風合いを保ちながらウレタン材をやさしく使い表層に塗布~乾燥~塗装を施工していきました。

 

 

 

 

 

お陰で、大きなムラは無く表皮のコーティングを全体的に塗布することができました。

 

 

 

 

 

10年間以上の失敗と成功の繰り返しによる経験で上手く!いきました。(^_-)-☆

 

 

 

 
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DSCN7192_R

 

 

 

 

 

 

確かに全体をコーティング塗装してしまえば、早いし見た目も新しくなるけど・・・傷みが発生しているのは表皮の部分ですので完成度のクオリティーでは違和感しか残らないでしょう。(^_^;)

 

 

 

 

 

ショルダー部分のキズもどこにあったかわからないくらいの仕上がりですよね!

 

 

 

 

 

DSCN7193_R

 

 

 

 

 

 

ヒビ割れが無数に起きていた表皮ですが再コーティングを施工して事で表層に膜厚が付き、しばらくは気持ちも変化していけると思います。

 

 

 

 

DSCN7190_R

 

 

 

 

 

 

シワから発展してヒビ割れに変化していく。セオリではそうなりますが、早期や浅い事象ではリペア対応も可能となります!!(^_-)-☆

 

 

 

 

 

しかし!革などについてしまった癖の様な状態では、表皮はリペア出来ても癖までは完全には直らない事があります。

 

 

 

 
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DSCN7199_R

 

 

 

 

 

 

助手席側も複数のシワとヒビ割れがありましたが、このレベルまで回復できました!

 

 

 

 

 

パイピングの劣化が若干ありましたので、両席ともに余った専用塗料で再コーティングをおこないました!!

 

 

 

 

 

その甲斐あって、パイピングが白くインパクトがつきました!!(^_-)-☆

 

 

 

 

 

DSCN7208_R

 

 

 

 

 

 

腰脇の当たりにあった大きな引っ掻きキズも綺麗に無くなりました!!(^_-)-☆

 

 

 

 

 

オープンタイプの2人乗りですので・・・背面が倒れずに作業性は・・・!??でしたが、体をこねらせて無事に完了。汗

 

 

 

 

 

DSCN7211_R

 

 

 

 

 

 

運転席側も同様の場所でしたが、シートベルトの使用頻度によっても擦れ具合に影響がでるのか!??

 

 

 

 

 

肩の周りはキズ付きやすい部分にエントリーされましたね。(;^_^A

 

 

 

 

 

でも!この通りです!!( ^ω^ )ニコニコ

 

 

 

 

 

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DSCN7201_R

 

 

 

 

 

 

パンチングにあった引っ掻きキズもこの通り!!・・・どこかの宣伝文句ではありませんが・・・(;´▽`A“

 

 

 

 

 

ドア側のサポート部分の次に劣化が進みやすい部分ですね。

 

 

 

 

 

身長に関わらず・・・脚の腿から膝上くらいがこの部分に接することが多いと思います・・・この部分は、横方向にシワ~ヒビ~ひび割れに繋がっていきます。

 

 

 

 

 

DSCN7203_R

 

 

 

 

 

 

劣化やキズの付かない乗り方は!??っと時々・・・お客様よりご質問をいただきますが、自身もそれを回避できている訳ではありませんので・・・なんともご回答に苦労します!(;^_^A

 

 

 

 

 

心理的にシートポジションを毎回動かすのは・・・どうなの!??(特に運転席は)って思いますが、自身では前後のスライドだけでも少し後退させるだけでシートへの負担は軽減できるのでは!??っと思っています!(#^.^#)

 

 

 

 

 

DSCN7206_R

 

 

 

 

 

 

そんな時・・・欲しい装備は、シートポジションの記憶装置ですね!!(^_-)-☆

 

 

 

 

 

自身はそれほどの高級車に乗ったことが無いので、味わったことはありません。(T_T)

 

 

 

 

 

しかし!ポジションを記憶していれば、前後くらいは簡単ですよね!

 

 

 

 

 

記憶装置自体が電動式パワーシートであることが条件ですので・・・(~_~;)

 

 

 

 

 

最近は電動シートも普及していますが、正直なところ・・・前後は手動で十分ですね!

 

 

 

 

 

背面や高さ調整は電動が微調整出来て良いポジションで運転できますが、前後のゆっくりさ!・・・は、必要ありません。(個人的意見)

 

 

 

 

 

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DSCN7204_R

 

 

 

 

 

 

前後を手動式にするだけで、瞬間的に後退できますから乗り降り時の負担も軽減しやすい。・・・かな!?(;^_^A

 

 

 

 

 

人によって異なる部分ですので正解は無いと思いますが、意外と単純なシートの前後は乗り降り時のドア下のキックなどにも影響しやすいんですよっ!(^_-)-☆

 

 

 

 

 

またしても・・・話が逸れましたが。運転席~助手席ともに数多くの点在するキズや擦れ痕、表皮の劣化による細かいヒビ割れをリペアしてまいりました!

 

 

 

 

 

DSCN7147_R

 

 

 

 

 

 

全体的な両シートのリペア後の完成度をお客様に観てもらい、とっても感動とお喜びの声を戴きました!!ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

 

 

 

 

 

ダッシュボードのリペアは、要検討で延期となりましたが県内でも遠路から時間を掛けてご来店頂けましたことに感謝いたします!

 

 

 

 

 

この度はご依頼いただきましてありがとうございました!<(_ _)>

 

 

 

 

 

また、お役に立てることがございましたら、お気軽にお声掛けください。( ^ω^ )ニコニコ

 

 

 

 

 

リペアは新品と交換するわけではありませんので、リペア後の持続性にも限界はきます。

 

 

 

 

 

しかし!その場しのぎ!っと言われない様に日々・・努力して精進する所存でございます。

 

 

 

 
皆さまに喜んで頂ける作業を心掛けております・・・(#^.^#)”
トータルリペア輝々
林 広章
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最後まで・・ブログを観て頂いてありがとうございました(#^.^#)
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